COLUMN

焼成プリントとUV印刷の違いと使い分け

800℃で焼き付ける焼成プリントと、短納期のUV印刷。使う場所に合わせた選び方を解説します。

2026.10.11 公開 / デザインタイルラボ編集部

2つの印刷技術

タイルに写真やロゴを表現する技術は、大きく焼成プリントとUV印刷に分けられます。どちらも、絵柄用の版やフィルムが不要なインクジェット方式で、1枚から製作できます。違いは、絵柄の固定の仕方と、そこから生まれる耐久性・納期です。

焼成プリントの特長

無機顔料でタイルの表面に印刷し、釉薬で保護して800℃で焼き付けます。絵柄がガラス質の層と一体になるため、紫外線・水・薬品・摩耗に強く、通常の磁器タイルと同様の品質を持ちます。

  • 屋外・浴場・床面など、長期使用を前提とした場所に
  • ノンスリップ・防水・防カビなどの機能加工と組み合わせやすい
  • 焼成の工程があるため、製作期間が必要です

焼成プリントタイル

UV印刷の特長

UV硬化インクでタイルに印刷する方式で、焼成の工程がないため、短納期・小ロットに向いています。

  • 試作・サンプル確認、展示会ブース、期間限定のポップアップストアに
  • 写真・グラデーション・細線も高精細に再現
  • 焼成の工程がないため、短納期に向いています

UV印刷タイル

比較表と選び方

焼成プリントUV印刷
固定方法無機顔料+釉薬を800℃で焼成UV硬化インクで印刷
耐久性高い(屋外・床面・浴場向け)屋内向け・使用環境により異なる
製作期間焼成の工程があるため、製作期間が必要焼成の工程がなく、短納期に向く
向いている用途恒久設置の空間、サイン、浴場試作、展示、期間限定、小ロット

設置環境(屋内/屋外、床/壁、湿気・薬品)と使用期間から選ぶのが基本です。迷った場合はお問い合わせください。

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